現在、株式投資に使える分析アプリを作ろうとしています。
前回までは、清原達郎さんの『わが投資術』と、ピーター・リンチの『株で勝つ』を読み、それぞれの投資方法について整理しました。
今回は、この2冊から学んだ内容をどのようにアプリへ落とし込むのか、現時点で考えているアプリの構想をまとめます。
まだ開発前の部分も多いため、今後変更する可能性はありますが、まずは目指す方向を形にしてみました。
今回の内容はYoutubeにもまとめてあります。
『わが投資術』から取り入れたいこと
『わが投資術』では、企業が割安かどうかを判断するために、主に次のような指標が使われています。
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PER
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ネットキャッシュ比率
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キャッシュニュートラルPER
単純にPERが低い企業を探すだけではなく、その企業が保有している現金や有価証券、負債なども考慮して、本当に割安なのかを確認します。
また、数値だけで投資先を決めるのではありません。
株主還元の姿勢や中期経営計画、経営者の発言なども調べ、その会社に変化する意思があるかを確認することが重要だと学びました。
割安株は、現在あまり成長を期待されていない企業であることも少なくありません。
そのため、単に安いだけではなく、今後評価が変わる可能性があるかを調査する必要があります。
『株で勝つ』から取り入れたいこと
ピーター・リンチの『株で勝つ』では、身近な生活の中から成長企業を見つけるという考え方が紹介されています。
自分が実際に利用している商品やサービス、周囲で評判になっている店舗などから、成長しそうな会社を探します。
ただし、商品が人気だからという理由だけで株を購入するのではありません。
候補となる会社を見つけた後は、営業利益や純利益が成長しているか、財務に問題がないか、株価が成長率に対して高すぎないかなどを確認します。
アプリでは、次のような数値を確認できるようにしたいと考えています。
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営業利益の成長率
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当期純利益の成長率
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PER
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EPS
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PEGレシオ
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自己資本比率
さらに、その会社がどのような企業なのかを調査し、今後も成長を続けられる理由を自分なりのストーリーとして整理します。
アプリを使った銘柄探しの流れ
今回作るアプリでは、次のような流れで投資候補を探せるようにしたいと考えています。

1.数値を使って銘柄を絞り込む
最初に、割安性や成長性に関する条件を設定します。
例えば、次のような条件です。
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時価総額が一定以下
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ネットキャッシュ比率が一定以上
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PERが一定範囲内
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利益が継続的に成長している
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自己資本比率が一定以上
すべての上場企業を一社ずつ確認するのは大変です。
そこで、まず数値データを使い、調査する価値がありそうな企業を絞り込みます。
2.企業の詳細情報を確認する
絞り込んだ企業について、さらに詳しい情報を確認します。
詳細画面では、次の項目をタブごとに分けて表示する予定です。
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割安性
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成長性
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財務安定性
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株主還元
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ストーリー
割安性のページでは、PERやネットキャッシュ比率などを確認します。
成長性のページでは、売上や利益の推移、利益成長率などを確認します。
財務安定性のページでは、自己資本比率や有利子負債などを確認します。
株主還元のページでは、配当や自社株買いの実績などを確認する予定です。
3.企業の成長ストーリーを作る
数値が良かった企業について、さらに企業の中身を調べます。
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どのような商品やサービスを提供しているのか
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なぜ今後成長できると考えるのか
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経営者は何を目指しているのか
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中期経営計画は現実的なのか
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現在抱えているリスクは何か
こうした情報を調べ、自分なりの成長ストーリーをアプリ内に記録できるようにしたいと考えています。
数字だけでなく、購入した理由や今後の注目点を残すことで、投資後の振り返りにも利用できます。
4.お気に入りに登録して様子を見る
割安性・成長性・財務安定性・成長ストーリーのすべてを確認し、良さそうだと感じた企業はお気に入りに登録します。
ただし、良さそうな企業を見つけても、すぐに購入するとは限りません。
しばらく業績や株価の動きを確認し、問題がなさそうであれば購入を検討します。
お気に入り銘柄だけに絞って表示できる機能も、今後追加する予定です。
画面レイアウトのイメージ
アプリの画面は、大きく3つのエリアに分ける予定です。
左側:検索フィルター
左側では、時価総額やネットキャッシュ比率などの条件を設定します。
条件を変更すると、該当する企業だけが中央の一覧に表示されるイメージです。
中央:銘柄一覧
中央には、条件に該当した企業を一覧表示します。
一覧では、会社名だけでなく、次のような代表的な数値も確認できるようにします。
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時価総額
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PER
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ネットキャッシュ比率
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利益成長率
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自己資本比率
一覧を見ながら気になる会社を選択すると、右側に詳細情報が表示されます。
右側:銘柄詳細
右側には、選択した企業の詳細情報を表示します。
割安性や成長性などをタブで切り替えながら、必要な情報を確認できるようにする予定です。
一覧と詳細画面を同時に表示することで、複数の企業を比較しやすくしたいと考えています。
データの取得日と出典も表示したい
株式データは、取得する時期によって内容が変わります。
そのため、アプリ内には次の情報も表示する予定です。
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データの取得日
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決算の対象期間
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データの取得元
表示されている数値が、いつの情報なのか分からない状態にはしたくありません。
データの新しさや出典を確認できるようにすることで、安心して分析に使えるアプリを目指します。
最初はローカルアプリとして開発する
最初から多くの人が利用できるWebサービスを作るのではなく、まずは自分のパソコン内だけで動くローカルアプリとして作成します。
初期段階では、更新ボタンを押すと最新のデータを取得し、銘柄一覧や詳細画面に反映する仕組みを考えています。
その後、アプリがある程度完成したらWeb上へ公開し、1日1回などの頻度でデータを自動更新できる形にしたいです。
まずは機能を増やしすぎず、自分が実際に使える状態まで完成させることを優先します。
次回は画面のレイアウトを作る
現時点では、ChatGPTにイメージを伝えて作成した画面案があるだけで、実際のアプリ画面はまだ完成していません。
次回は、このイメージ図をもとに、HTMLやCSSを使って画面の見た目を作る予定です。
最初に作るのは、次のような部分です。
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検索フィルターの枠
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銘柄一覧の枠
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銘柄詳細画面の枠
最初からすべての機能を完成させるのではなく、まずは画面の土台を作り、その後少しずつデータや機能を追加していきます。
まとめ
今回作ろうとしているのは、単純に割安な銘柄を検索するだけのアプリではありません。
数値を使って候補を絞り込み、企業の事業内容や経営計画を調査し、自分なりの成長ストーリーを記録できるアプリを目指しています。
予定している大まかな流れは次のとおりです。
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数値データから銘柄を絞り込む
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割安性・成長性・財務安定性を確認する
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企業について詳しく調査する
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成長ストーリーを作成する
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お気に入りに登録して継続的に観察する
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条件が整ったら購入を検討する
まだ構想段階の部分もありますが、実際に開発しながら、自分にとって使いやすい形に調整していきたいと思います。
今回の内容はYoutubeにもまとめてあります。


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